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輸入飼料の安全性の疑問について

公開日:2023年11月20日

日本の家畜(豚、牛、鳥)が食べている配合飼料はほとんどが輸入飼料ですが、当社はその安全性に疑問があります。

疑問1:遺伝子組み換え飼料

輸入飼料はほとんどが遺伝子組み換え農産物です。
遺伝子組み換え農法は、農業の邪魔になる雑草や病害虫を取り除くために遺伝子操作を行う農法です。
その最大の問題は今までに自然界に存在しなかった生命体を作り出すことです。

魚と遺伝子を組み替えた大豆や、ラウンドアップという除草剤をかけても枯れない大豆や、殺虫バクテリアと組み替えた大豆などがそうです。

例えば、大豆の害虫にヨトウムシという蛾の幼虫がいます。ヨトウムシは大豆の葉っぱが大好きで、これが大発生すると大豆の葉っぱが全部なくなって大豆の収量が皆無になるほど大豆栽培においてとても恐ろしい害虫です。

日本の栽培技術

日本の栽培技術では、フェロモントラップで発生予察を行います。毎日、フェロモントラップに捕まったヨトウムシの成虫を数えます。0匹の日もあれば10~20匹の日もありますが、突然200匹~300匹捕まる日があります。
大発生です。
そこから数えて1週間後に卵から幼虫が孵るので、そのタイミングで的確に防除をすることによって、農薬散布の回数と量を最低限に抑えることが出来ます。

遺伝子組み換え農法についての疑問

しかし、遺伝子組み換え農法では、ヨトウムシの胃の中に入って胃を食い荒らすバクテリアと大豆を遺伝子組み換えすることによって、ヨトウムシが自分の葉っぱを食べたら死ぬような大豆を栽培します。

何の手間もかかりません。理に適っているようですが、その大豆を人間が食べたらどうなるでしょう。バクテリアが胃の中に発生して胃を食い荒らすかもしれません。

家畜のエサだからいいのでしょうか…。
しかし、その家畜の肉を人間が食べるのですから、安心できることではないと思います。

遺伝子組み換え農作物は自然界にも大きな影響が…。

また、遺伝子組み換え農作物は自然界にも大きな影響を及ぼします。
遺伝子汚染です。

遺伝子組み換え農作物が野に放たれると、野生の植物と交配があります。
ハーフやクオーターとその遺伝子は少しずつでも自然界に広がっていきます。
そして、その遺伝子が良くない遺伝子であったとわかった時、それを回収しようとしても出来ないのです。

また、遺伝子組み換えでない飼料を「遺伝子組換えではない」と表示すると日本の法律では罰せられます。どこかの国の圧力に日本政府が屈しているとしか考えられません。

疑問2:輸送のために農薬を散布する

私たち日本の農家は穀物を収穫した後は必ず、すぐに乾燥機に入れて、水分を15%以下に調整して、腐敗を防ぎ、貯蔵あるいは運搬を行います。
昔だと2週間ほど掛け干しをして穀物を乾燥しました。
農作物は自然界の産物なので、生育段階において一定の水分を保つことが難しいからです。

しかし、飼料作物を作っている海外の農家はコスト低減が理由なのかよく分かりませんが、収穫した後、乾燥機に入れません。

収穫された農作物はそのまま船に乗せられて、赤道直下を通り、日本まで運ばれてきます。
気温40℃以上、湿度80%以上の赤道直下を通ったら当然腐ってしまいます。
そこで腐らないように、船の上で相当量の防腐剤を振りかけるそうです。

防腐剤のかかったエサを家畜が食べ、その肉を私たち人間が食べるのです。
とても恐ろしいことです。

一般の豚肉は獣臭があるとよく耳にしますが、それは輸送のためにふられた農薬の匂いではないかと思います。

土井農場の想い

このように、日本の家畜(豚、牛、鳥)が食べている配合飼料の安全性に疑問をもっています。

そこで、私たち土井農場では、全国の皆様方に諫美豚を美味しくそして安全に食べていただくために、そのエサとして、諫早平野でお米と大豆を自社栽培しています。

お米の品種は全国食味ランキングで8回最高ランクの特Aに輝いた「にこまる」です。大豆は食用の「フクユタカ」です。

諫美豚:お米を33%、一頭当たり70㎏のお米を食べて育ちます。
諫美豚プレミアム100:お米を85%、大豆を15%、1頭あたり200㎏のお米と30㎏の大豆を食べて育ちます。
黒豚諫美豚プレミアム100:お米を80%、大豆を20%、1頭あたり200㎏のお米と50㎏の大豆を食べて育ちます。

安全安心で美味しい諫美豚を是非、皆様方の舌でお確かめください。

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