諫美豚とは
諫美豚(かんびとん)は自然豊かな諫早平野で自社栽培した
お米(長崎県奨励品種「にこまる」)を与え、
多良岳水系の地下水で大切に育てたブランド豚です。
諫美豚はオレイン酸が高く含まれていることで、
臭みが少なく柔らかく、一般的な豚肉よりも脂に甘みがあります。
冷めても脂肪が固まりにくく、ジューシーな味わいが楽しめます。
肉のおいしさはエサで決まる!
「にこまる」は全国食味ランキングで7回、最高ランクの「特A」に輝いた日本一のお米です。
諫美豚はこの「にこまる」を33~100%、1頭あたり約70~200kg食べて育ちます。
諫美豚のオレイン酸含有率は42%以上!
オレイン酸は、オリーブ油などに多く含まれる一価不飽和脂肪酸の一つで、血中のコレステロールを適正に保つ働きをしたり、LDL(悪玉)コレステロールを上昇させない働きがあります。
諫美豚はこのオレイン酸が一般的な国産豚肉と比べ豊富で、脂肪に甘みがあり、臭みも少なく、冷めても脂肪が固まりにくい柔らかいジューシーな味わいが楽しめるお肉に仕上がりました。
※2011年6月24日調査
日本一のお米「にこまる」を食べた諫美豚の美味しさは証明されています!
最高ランクの「特A」に輝いた日本一のお米(にこまる)をエサにした豚肉の美味しさは、長崎県県央振興局農林部の試験にて証明されています。
※2011年2月9日調査
諫美豚は「エサ」がすごい!
おいしさを追求した結果、エサを自分で栽培するに至りました。
諫美豚は、諫早平野で育てた食用のブランド米「にこまる」を贅沢にも33~100%与えて育てています。水は、名水百選にも選ばれた多良岳水系の豊かな地下水を利用。
お米の生産量に限界があるので、諫美豚は年間1,000頭しか出荷できない貴重なブランド豚です。
ブランド米「にこまる」とは?
全国食味ランキングで7回、最高ランクの「特A」に輝いた日本一のお米!
諫美豚はこの「にこまる」を33~100%の割合で食べさせ育てています。一頭当たり、70~200㎏のお米を食べます。
「米豚」ならではの美味しさ
お米を食べて育った諫美豚はオレイン酸が一般豚と比べ豊富で、脂肪の融点が低く(とろけやすい)甘みがあり「冷めても柔らかい!」と好評です。
また豚肉独特の臭みも少なく、香り豊かでジューシーな味わいが楽しめます。
豚舎について
「安心・安全」なお肉は、豚の「健康」から。
私たちは、豚の「健康」にもこだわり、日々諫美豚を育てています。
諫美豚は、諫早市宗方町の静かな森の中、出来るだけ木を伐採しないように建てられた豚舎の中ですくすくと育っています。多良水系の地下水を給与し、米収穫後の副産物であるワラやもみ殻をしきワラとして利用し、毎日、毛並みや生育状態をチェックし、愛情を込めて育てています。
加工について
100年前に初めて伝えられたドイツ式ハム製法で、生ハムを初め諫美豚の加工を行っています。
諫美豚の生ハムができるまで
諫美豚のロース肉を2週間塩水に漬け込み、約9時間かけて直火で低温燻製した生ハム(ラックスハム)です。
直火ならではのしっかりとした燻製の香りづけと低塩が特徴的。保存料、着色料、化学調味料は一切使用せず、素材の美味しさはそのままで、味わいに奥ゆきと余韻が楽しめる逸品に仕上げています。
米豚ならではまろやかな味わいをぜひお楽しみください。
ここ「長崎」は、ハム製法伝来の地
第一次世界大戦の折、中国・青島からドイツ兵の捕虜として日本に来た「カールブッチングハウス氏」が、ドイツ式ハム製法を日本に初めて伝えました。その後、彼は日本に帰化し、妻の甥である栗原安太郎氏にその技術を受け継ぎます。さらに栗原氏から技術を受け継いだのが、土井ハム会長 土井英博氏です。
現在、世界中のハム・ソーセージは「スモークハウス」(燻製の煙を強制的に吹き付ける機械)で作られるのが一般的ですが、土井ハムでは「手作り」「直火燻製」「味付けは塩のみ」というドイツ伝統的製法を大切に守り続けています。
諫美豚は、長崎の自家栽培米を食べて育った米豚です。安心・安全を第一に考えるからこそ製法にもこだわり、長崎でしか生まれない味を追求しました。